TOP > 無季言 ∨ 

ジェネリック促進のポイントは

2006年02月03日 (金)

◆品質、供給、情報の3要素が、ジェネリック(GE)医薬品の使用を促進させるポイントとされる。このうち品質について、現場の薬剤師に自ら検証しようとする姿勢が目立ってきた。先月末の日病薬近畿学術大会でも、2病院から発表があった
◆甲賀病院薬剤科は、プラバスタチンを先発品からGE薬に切り替えた後、12週間の変化を27人の患者で追跡。各種検査値に変動はなく「有効性、安全性に差はない」と報告した。舞鶴共済病院薬剤部も、静注用抗生物質セフトリアキソンについて、先発品とGE薬の効果を各10人の患者群で比較。入院・発熱期間に差はなく「臨床効果はほぼ同等」とした
◆他の薬剤師からも「品質面でGE薬に問題はない」との声を耳にした。その一方で、先発品にはない未知物質がGE薬の注射剤に含まれていたとし、同等性を疑問視する意見もある
◆賛否両論ある中、同等性について判断に迷う薬剤師は少なくないだろう。しかし、判断が曖昧なままでは、患者が納得する十分な説明はできない。自分なら患者にどう説明するのか、事前に自分なりの考え方を確立しておくべきではないか。



‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術