かぜ薬「エスタックイブ」シリーズを強化‐パッケージを一新し、CMに人気俳優起用 エスエス製薬

2009年09月16日 (水)
yakuji_photo
放映予定の「エスタックイブ」新CM

 エスエス製薬は、かぜ薬「エスタックイブ」シリーズのうち、「エスタックイブ」「新エスタックイブエース」のパッケージを、今月からリニューアルした。イブプロフェン配合の“よく効く総合感冒薬”としての一体感を持たせるため、旗艦商品といえる「エスタックイブファイン」のデザインを踏襲し、効果感のあるパッケージに改めた。同社では、俳優の堺雅人を起用した「エスタックイブ」シリーズの新TVCMを17日から放映開始するほか、店頭と連動したメディア広告を積極的に展開し、かぜ薬市場でのシェアアップを図っていく。

 「エスタックイブ」シリーズは、イブプロフェン配合の「エスタックイブ」、イブプロフェンにヨウ化イソプロパミドを同時配合した「新エスタックイブエース」(いずれも指定第2類医薬品)、そして一昨年12月からは、イブプロフェンとヨウ化イソプロパミドに、医療用成分のアンブロキソール塩酸塩を同時配合した第1類医薬品の「エスタックイブファイン」が加わり、かぜ症状に応じた選択ができるラインナップとなった。

 かぜ薬の需要期に向けて、シリーズのTVCMには、誠実なイメージと共に、実力派俳優としても注目の堺雅人を起用した。メインターゲットでもある20~30代層に向け、共働き夫婦の気持ちを描いた「ひきはじめ篇」(男篇、女篇)と、第1類医薬品「エスタックイブファイン」の優れた効果感を描いた「複合症状篇」の3篇(各15秒作品)がある。

 「ひきはじめ篇」では、かぜと思っても、なかなか休めない共働き夫婦の日常が伝わってくる構成。かぜのひき始めからしっかり対処したいという人に向け、堺が新パッケージになった「エスタックイブ」を手に取って登場する。

 「複合症状篇」は、様々な症状によって、辛いかぜ患者を堺が1人7役で演じる。それぞれの症状が分かりやすいように、顔の角度、手の位置、背中の丸め具合など、細かく徹底的にこだわって演じる堺の演技が注目される。最後に「エスタックイブファイン」を手に、第1類医薬品であり、薬剤師に相談して購入する必要などを訴えている。



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