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◆参院選の選挙日は、いよいよ今度の日曜日だ。各立候補者は、最後の支援を呼びかけ、各地を走り回っていることだろう
◆ここにきて、菅内閣の支持率が、一般紙の世論調査で落ちてきている。５日の朝刊によると、一時期、６０％以上あった支持率は、４５％、あるいは４０％を切る一般紙も見られる。菅首相の消費税導入発言、その後の増税をめぐる発言の揺れが大きな要因の一つになっていることは間違いないようだ
◆ただ考えるのは、このような発言に有権者が右往左往していいのかどうかということ。国民は増税には反対だが、財政再建はしてほしいでは、何か辻褄が合わない。行財政改革をしっかり行い、無駄を省いた上で消費税増税論議を始めるというのが、内閣の姿勢であるならば、納得はできる面もある。菅首相の真意がなかなか伝わってこないもどかしさを、支援者は抱えているのではないか
◆宮崎県で再度の口蹄疫発生、九州地方の大雨・長雨被害などが連日報道されている。選挙より大変なことがある地域もあるが、日本国の進む方向を決める重要な日が迫っている。有権者は日本の将来を考えてほしい。