塩野義製薬は、非ピリン系解熱鎮痛薬「セデス・ファースト」(指定第2類医薬品)を5日に新発売した。消費者アンケートに基づいて、解熱鎮痛薬に期待される「眠くならない」「胃にやさしい」「苦味がない」の、三つの機能を備えているのが特徴。
鎮静成分を含んでいないことから眠くなり難く、「胃の負担を軽減」する酸化マグネシウム(制酸成分)が配合されたことから、幅広い服薬シチュエーションに対応できる。さらに、錠剤をフィルムコーティングすることで、「苦味を抑え、のみやすく」し、服薬コンプライアンスも向上させた。
同社では、消費者視点から開発した「セデス・ファースト」を、セデスシリーズのファーストチョイスとしての使用を期待している。
広告展開としては、11月以降、「スマイル大使」のイメージキャラクターとして、明石家さんまを起用したテレビCMを放映する。
メーカー希望税込み小売価は20錠787円、40錠1365円