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【東日本大震災】医薬品卸の被害状況(続報)‐流通確保で復旧に全力

2011年3月16日 (水)

 東日本大震災による被災情報収集や影響解析が進み、医薬品卸の被害状況が明らかになってきた。

 ▽バイタルケーエスケーホールディングス=15日正午現在の被災状況は、バイタルネットで1人の安否確認ができていないものの、物流センターでは電源供給が再開し、ホストコンピュータも復旧した。停電によって回線が不通の支店については、近隣の営業拠点からのバックアップ体制で供給している。

 ケーエスケーでは、人的・物的共に被害はない。同社では、「関係各位には多大なる心配をかけているが、現在、復旧に向けてグループ会社全体で総力をあげて取り組んでいる」とコメントしている。

 ▽メディパルホールディングス=メディセオの東北エリアで、数人と連絡が取れないほか、岩手県の営業拠点が壊滅的な状況。停電などで、岩手、宮城、茨城の3営業拠点で社内ネットワーク障害があり、茨城の物流センターでは出庫機能に不具合が生じている。復旧には1週間程度を見込んでいる。

 ▽Paltac=数人の従業員の安否確認ができていない。東北と関東の2物流センターが被害を受け、一部地域で商品が出荷できない状況にある。MPアグロ(北海道北広島市)の岩手県の営業拠点1カ所が損壊している。

 ▽アルフレッサホールディングス=16日に、安否確認を急いでいた9人の無事を確認し、一部損壊した物流センターもほぼ復旧して、医薬品等の供給を行っている。東北エリアの営業拠点50カ所中、釜石、陸前高田、石巻の3カ所が全壊、立ち入り禁止となっている。

 ▽東邦ホールディングス=16日、被害状況の続報を発表し、医薬品卸売事業、調剤薬局事業の全社員に、人的被害がなかったことを明らかにすると同時に、天井が損壊した福島県のTBC本宮の修復工事のメドが立ち、再稼働に向けて準備を進めている。引き続いて、TBC大宮とTBC東京から、東北地方へ医薬品等の供給を行っている。

 営業拠点については、東北エリアの44拠点のうち9カ所で、停電の影響と回線不通によって、ネットワークが遮断されている状況にあるが、近隣の拠点から受注、配送のバックアップ体制を整え、商品を供給している。なお、15日に発生した静岡県東部の地震に関しては、人的・物的被害は発生していないと公表した。

 ▽リードヘルスケア=東日本営業本部(岩沼市)と併設物流センターが被災。現地の全従業員の安否は確認できている模様。




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