日本製薬工業協会は19、24の両日に、日本医師会、厚生労働省と連携して、災害救援活動として約80トンの被災地向け医療用医薬品を輸送する。
第一弾の19日は、日本医師会と連携し、米軍機によって抗菌薬、糖尿病治療薬、高血圧治療薬など約10トンを仙台空港、花巻空港へ輸送した。今後、被災地の地元医師会が自治体と連携し、現地入りしている医療チームや避難所などに医薬品を配る。
第二弾の24日は、約70トンの医療用医薬品を埼玉県の三菱倉庫三郷配送センターに集積。その上で、一次集積地となる岩手県の小田島物流センター(約10トン)、宮城県の宮城県公務研修所(約40トン)、福島県の福島県薬剤師会館(約20トン)に輸送する。
今後、各県薬剤師会などの協力を得て、被災地の状況に応じた方法により、避難所に医薬品を配る予定。