日本医薬品登録販売者協会(鎌田伊佐緒会長)の9番目の県支部として、「岐阜県登録販売者協会」が設立した。西日本地区では大阪府に次いで2番目の県支部となる。
21日に大垣市の大垣フォーラムホテルで設立総会が開催され、初代会長には高木裕氏(ユタカファーマシー代表取締役会長)が就任した。設立総会には来賓として、岐阜県から健康福祉部薬務水道課長の久保田正之氏が出席し、協会の研修等への取り組みに期待を寄せた。
設立された岐阜県登録販売者協会は、県内で勤務する登録販売者の資質向上と地位向上に取り組み、登録販売者の総合的支援を通じて、社会に貢献することを目的に掲げている。その実現に向け、「継続研修の開催」を中心的な事業として行っていく。
事業としてはそのほか、▽岐阜県等行政との連携と協力体制の構築▽登録販売者の活用と地位向上のための意見具申▽医薬品販売等の改善点等の意見具申▽日登協および関係団体主催の各事業への参加‐‐などに取り組む。
設立時の法人会員は、イシヰ、示野薬局、スギ薬局、杉浦薬品、中部薬品、マツモトキヨシ、ユタカファーマシーの7社。役員には高木会長のほか、副会長に山口眞里氏(中部薬品代表取締役社長)、監事に吉田安彦氏(イシヰ事業統括部長)がそれぞれ就いた。
日登協の県支部は昨年7月の静岡県を皮切りに、東京都、神奈川県、茨城県、千葉県、埼玉県、大阪府、群馬県で設立されている。