厚生労働省は1日、今年度実施するチーム医療実証事業の委託施設を公表した。104施設200チームの応募から、400床以上病院の34施設72チーム、200~399床病院の13施設18チーム、20~199床病院の15施設19チーム、診療所・薬局6施設6チーム――の合計68施設115チームが選ばれた。
同事業では、厚労省のチーム医療推進会議のワーキンググループが6月に取りまとめた報告書に基づく取り組みを、全国に普及させるために、多職種が協働して提供するサービスの安全性や有効性を明らかにする。
医薬品をテーマに取り上げるのは、▽千葉大学病院▽筑波大学病院▽国立病院機構東京医療センター▽国立病院機構大阪医療センター▽国立がんセンター東病院▽多摩北部医療センター――6施設7チーム。
このほか、▽メディカルグリーンあゆみ薬局▽チューリップ薬局平針店――の2施設2チームが診療所と連携した在宅医療を実践する。