日本ジェネリック医薬品学会は厚生労働省、医薬品医療機器総合機構と共同で、医師や薬剤師向けの小冊子「ジェネリック医薬品Q&A集―ジェネリック医薬品の事実と誤解」を3月中に作成する。医療関係者が抱きがちなジェネリック薬(GE薬)への疑問について解説し、GE薬の普及に役立てる。
Q&A集では、▽添加剤が違っても効き目は同じなのか▽生物学的同等性試験の許容域を80~125%としているが、これはGE薬が最大45%の範囲で先発品と異なることを意味しているのか▽原薬は同じなのか▽GE薬の承認審査の際に求められる試験項目は新薬に比べ少ない。これで先発医薬品と同等の有効性や安全性を担保できるのか--などの疑問について、それぞれ適切な解説が記載されるという。