興和は、ジェネリック医薬品(GE薬)事業を手がける子会社「興和ジェネリック」の営業を開始した。全国11拠点MR80人体制で事業を展開し、4月末までには他社からの導入品により、GE薬の品揃えを30成分54品目に拡大する方針だ。
興和は2008年9月、医療用医薬品とOTC医薬品、GE薬を扱うフルラインメーカーを目指し、イスラエルの「テバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ」と折半出資し、国内でGE薬の合弁会社「興和テバ」を設立した。
しかし、昨年5月にテバ社が国内GE薬大手の大洋薬品を買収したことを契機に、合弁事業を解消。興和は昨年11月、自社でGE薬を扱う子会社「興和ジェネリック」を設立し、3月14日付で営業を開始した。