蔓延する脱法ハーブなどの濫用防止に向け、独自に流通や使用を規制する条例制定を検討している大阪府は、「大阪府薬物の濫用防止に関する条例(案)」に関するパブリックコメント(意見公募)を開始している。募集期間は今月31日まで。大阪府では同条例案を9月議会に提出し、成立を目指す。成立すれば、脱法ハーブ等を規制する自治体としては、東京都に次いで2番目となる。
条例案では、規制対象となる薬物を「大麻、覚せい剤、麻薬等及びこれらと同等に、中枢神経系の興奮もしくは抑制、幻覚または麻酔の作用(当該作用の維持または強化の作用を含む)を有する蓋然性が高く、かつ、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれがある物」と定義。
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