英医療機器大手のスミス・アンド・ネフューは、創傷治癒を促す二つの新製品を日本市場に投入する。局所陰圧閉鎖療法(NPWT)に用いる陰圧維持管理装置、外科的デブリードマン製品を発売し、国内創傷管理市場の拡大を狙う。同社で創傷管理製品を取り扱うアドバンスドウンドマネジメント部門のロジャー・ティーズデル社長は5日、都内で記者会見し、「日本での成長に向けたターゲットは野心的に持っている」と自信を示した。
同社の創傷管理部門は、これまで褥瘡向けドレッシング(被覆)材「ハイドロサイトADジェントル」、透明防水フィルム「オプサイトクイックガード」、褥瘡・皮膚潰瘍治療剤「カデックス軟膏」など、日本市場に特化した製品ラインナップを拡充してきた。昨年度売上高は約220億円を達成した。
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