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薬剤師の大工方

2012年10月15日 (月)

◆岸和田のだんじり祭は、約300年前の元禄16年に岸和田藩主・岡部長泰公が米や麦など五つの穀物の豊作を祈願した稲荷祭を起源とする。毎年、岸和田市の海側を舞台とする「9月祭礼」と、山側の「10月祭礼」が開かれている
◆祭の醍醐味は、何と言ってもスピードに乗っただんじりが交差点を直角に曲がる「やりまわし」にある。その指揮を執るのがだんじりの屋根に乗った大工方で、大工方が回る方向を指示すると、それに従って曳き手が綱を引っ張る。巨大なだんじりが急角度に曲がる光景は圧巻そのものだ
◆今年の「10月例祭」の田治米町のだんじりは、薬剤師の岡本幸平さんが大工方を務めた。兄の良平さんも薬剤師で、後テコを担当する拾伍人組みとして活躍した
◆お二人は「地域住民の皆さんに薬剤師職能を理解していただくには、このようなイベントへの参加が不可欠になる」と自らの経験を踏まえて強調する。薬剤師が職能を発揮するには、地域住民とのコミュニケーションが基本であることを改めて感じさせられた。



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