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利益相反問題

2013年07月01日 (月)

◆バルサルタンをめぐる利益相反問題を受けてノバルティスファーマは、バルサルタン関連講演会は6月から8月まで3カ月間自粛している。さらに、きょう1日から5日までは学会共催のセミナーを除いて全ての医療用医薬品に関するプロモーション活動を全面停止する
◆ノバルティスが実施している外部の専門家による調査は継続中で、結果が出るまで詳細は不明だが、問題とされる医師主導臨床研究が始まった当時、利益相反を明確に規定したガイドラインや社内規定がなかったことは事実のようだ
◆今では臨床研究に関する倫理指針が整備され、企業側もコンプライアンス遵守が厳しく問われる時代になった
◆医薬品は一般の消費財とは異なる生命関連商品で、製薬企業も研究者も極めて高い倫理観と公平性を持って研究開発に当たることは当然だろう。科学的な信頼性に疑問が生じるようなことがあってはならない。ルールを明確にする必要もある。ただ、ルールに定めていないことを、どこまで追求すべきかを考えることも必要ではないか。



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