日本医療機器工業会(日医工)は8月26日、都内で2013年度の定時社員総会を開き、任期満了に伴う役員改選で理事長に松本謙一氏(サクラグローバルホールディング)を再任したほか、13年度事業計画案、収支予算案などを承認した。
新役員は、理事24人、監事2人の計26人。承認後、新役員による臨時理事会を開き、理事長に松本氏、副理事長に植竹強氏(ケイセイ医科工業・再任)、武井和之氏(武井医科光器製作所・再任)、増田順氏(セントラルユニ・新任)の3人を選出した。松本氏は、「最初は2年と思ったが、激動の時代であり、課題が山積しているので、新進気鋭の方に譲るにしても、この2年間、日本の医療機器産業、医療機器工業会のために全力投球で頑張ろうということで(理事長職を)受けた」と述べた。
13年度の事業計画では、薬事法改正や関連性省令改正への対応が重点事業項目の一つに挙げられている。10月31日には東京・神田駿河台の全電通ホールで、改正薬事法の説明会を開く。