厚生労働省は3日、厚生科学審議会疾病対策部会の難病対策委員会を約7カ月ぶりに再開し、1月にまとめた難病対策改革についての提言を法制化するため議論をスタートさせ、まず医療費助成の対象についての論点を検討した。今後、提言の中で法制化が必要な部分について、それぞれの論点を議論し、11月をメドに法律案をまとめる予定にしている。
この日の委員会では、難病対策の改革について基本的な考え方を共有した上で、厚労省が医療費助成に関する論点を提示した。医療費を助成する難病の対象疾患の選定基準をめぐっては、患者数や原因、効果的な治療法、生活面への支障、診断基準について議論。特に診断基準について意見が相次いだ。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。