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「調剤儲けすぎ論」が相次いでいるが

2013年10月30日 (水)

◆次期調剤報酬改定の本格論戦を前に、大手調剤薬局チェーンへの風当たりが強まっている。日本薬剤師会が調剤報酬改定に向けて示した基本的な考え方でも、「調剤専門薬局から脱却」し、地域の健康づくり拠点として多様な医薬品提供・相談の体制を構築することを一つの柱に位置づけている
◆各方面からは「調剤儲けすぎ論」が相次いでいるが、一部企業の儲け主義だけを叩くことで、薬局薬剤師が問われている課題の解決につながるわけでもない。調剤薬局チェーンが悪いと片付けるのは簡単だ
◆地域薬局でも、かかりつけ機能を発揮できていない薬局もあるし、調剤薬局チェーンで注目される取り組みをしている企業もある。また、株式会社である以上、営利を求めるのは当然であり、そこを批判するだけでは本質を見誤ってしまわないか
◆調剤薬局チェーンかどうかにかかわらず、きちんと薬局の機能を発揮しているかどうか、薬剤師として患者に責任を果たしているかどうか。そこを問うた上で、適切な対価をめぐって議論を進めてほしい。



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