超高齢社会の日本、加齢と共に筋力が衰え体の動きが鈍くなってきます。食べるため、飲み込むために関わる口や喉の筋力も弱くなり協調運動ができなくなっていくのです。食事中にむせたり、咳き込んだり、咀嚼力低下など加齢、脳卒中後遺症などの方では摂食・嚥下障害の可能性がたかいのです。筋力の低下した高齢者は食べ物が食道ではなく気管に入り込んで誤嚥性肺炎を起こすことが多く、口腔ケアが重要な予防法となるのです。高齢者では肺炎の最大の発症原因は誤嚥で70歳以上では誤嚥による肺炎は60%に達するといわれています。
今回の研究会では口腔老化制御学講座で高齢者歯科学分野の研究をされている東京医科歯科大学大学院の戸原准教授に食べること、飲み込むことに関しての診断・評価、食べる動きを回復するための訓練、口腔衛生と肺炎の関係、口腔ケアでの効果、在宅ケアの注意点などを教えていただきます。皆様の参加をお待ちしています。
日時
平成26年4月17日(木)15:00~17:00
*会員は14:30~14:45 総会がありますのでお集まりください。
会場
NKカンファレンス
(東京都千代田区神田司町2-13 神田第4アメレックスビル9F)
演題
「摂食・嚥下障害の評価と訓練の実際」
講師
戸原 玄氏
(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科准教授)
参加費
会員(無料)、非会員(3,000円)、学生(無料)
申込み
参加希望の方はE-mailにて4月15日までにお申込みください。
(n_mizuno@ivory.plala.or.jp)
*会員の代理参加ができますのでご利用ください。
*当日連絡先:水野(090-1813-7067)、松田(090-8444-4275)
*新規会員(4月~)募集中です!
*研究会終了後、懇親会を予定していますのでご参加ください!
主催
医療・医薬品情報研究会
次回のご案内
5月16日(金)15:00~17:00 *曜日変更
「診療報酬改定分析からみた今後の在宅医療(仮題)」
湘南なぎさ診療所事務長 中村 哲生氏