中外製薬の米子会社の中外ファーマ・ユー・エス・エー・エルエルシー(CPUSA)は、グローバル研究開発活動で20年以上の実績を持つ血液腫瘍学学の専門家であるジャネーラ・ボラドーリ博士を最高医学責任者に任命した。CPUSAは中外製薬が創製した革新的新薬のグローバルや米国での臨床開発プログラムの支援業務を担っている。
ボラドーリ氏はスイスのベルン大学で医学博士号を取得し、小児血液腫瘍学の専門医としてスイスと米国の大学病院に勤務した経験がある。製薬業界ではスイスのノバルティスやメルクセローノなどのグローバル大手やバイオファーマで研究開発関連の要職を歴任してきた。
今後は米国における全ての臨床開発活動を統括し、中外製薬のサイエンスやトランスレーショナル・リサーチに関連する社内会議に主要メンバーとして参加する。