研究開発部門にグローバルの機能責任職を新設する。2020年までの長期的な経営ビジョン実現に向けて、研究開発戦略の実行、開発研究の生産性向上が目的。
具体的には▽グローバル疾患領域戦略統括部を新設し、その傘下に疾患領域戦略室を新設する▽グローバル研究開発企画統括部および、その傘下に戦略・パイプラインマネジメント室とグローバルプロジェクトマネジメント統括を新設。研究開発企画統括部、研究開発戦略・企画グループを廃止する▽グローバル非臨床統括を新設する▽グローバル臨床開発・メディカルアフェアーズ統括を新設する▽国、地域ごとの製品開発のために、各地域の事業との連携を担う地域代表を設置し、日本研究開発代表職を新設する――という組織改編を行う。
アジア事業部では、事業企画グループを廃止してセールス&マーケティング統括部を新設し、その傘下に、ストラテジックマーケティング室とプロモーショナルマーケティング室を新設するほか、製品企画室を新設する。また、東南アジアならびに南アジア地域の事業については、参天製薬の100%子会社サンテン・ファーマシューティカル・アジア・プライベート・リミテッドが統括し、アセアン・インド営業統括部を廃止する。