興和は、つらい“ひびやあかぎれ”の修復から改善まで、四つ(修復作用、抗炎症作用、血行促進作用、保湿作用)の作用でアプローチする、ひび・あかぎれ治療薬「ケラチナミンコーワヒビエイド」(第3類医薬品)を、3日から新発売した。
寒さなどによる血行不良や皮脂分泌の低下、さらには家事・育児などでの水仕事や保湿が十分にできない状態が続くと、皮膚表面にひびを生じたり、それが悪化すると炎症を伴うあかぎれを引き起こしたりする。
「ケラチナミンコーワヒビエイド」は、アラントインとパンテノールができてしまった亀裂を修復し、グリチルレチン酸が痛みを伴う炎症を抑える。さらにビタミンE(トコフェロール酢酸エステル)が寒さによる血行不良に働きかけ、角層のターンオーバーを助け、グリセリンが角層の水分量を補い、肌の角化を防ぐ──という、修復・抗炎症・血行促進・保湿の四つの作用で、つらいひび・あかぎれを治していくと共に、健やかな皮膚に改善していく。
また、ひび・あかぎれの原因となる肌の乾燥、角化にも効果を発揮するのが特徴で、▽毎日の水仕事が避けられず、痛みを伴うひびに悩んでいる人▽ひびが一度治っても、すぐにひび割れを繰り返してしまう人▽毎年冬になると、ひび・あかぎれの症状がある人▽かかとが厚く、硬くなり、ちょっとした刺激で割れてしまう人──にお勧めの製品。税別希望小売価格は、15g入り1450円、35g入り2150円。
新感覚のネイルケア美容液発売
このほか先月末には、薄い爪、割れやすい弱い爪の人のための水溶性ネイルケア美容液「ディープセラム」(化粧品)を新発売した。同品は昨年11月から、ネイルサロンを中心に先行販売しており、高い支持が得られていることから今回、ドラッグストアなどで3・3mLの小容量サイズ(ネイルサロン等は6・6mL)の発売に踏み切った。
「ディープセラム」は、従来のネイルケアで多く用いられるネイルオイルタイプ、ハードナータイプとは異なる水溶性の製剤で、爪自体に浸透して補修するネイルケア美容液。成分が爪の内部に効率よく浸透して補修し、爪自体を強く健康にしていく。爪保護成分として、スギナエキス(ケラチンの結びつきを強める有機ケイ素を豊富に含む)、ジメチルスルホン(ケラチンの生成に欠かせない有機硫黄を与える)、ヒドロキシプロピルキトサン(水溶性のベールを作って表面を保護して爪の水分を保ち、成分の浸透を助ける)を配合する。
べたつきや嫌なニオイがなく、シーンを気にせずに使用できる。ハケで塗りやすい製剤で、爪全体に効率よく塗ることができる。税別希望小売価格は2600円。