日時
2014年11月6日(木)10:00~16:10
場所
千里ライフサイエンスセンタービル5階 山村雄一記念ライフホール
(大阪、豊中市)
主催
公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団
趣旨
現代社会においては、急激な高齢化に伴い心筋梗塞や脳卒中、さらには深部静脈血栓症などの血栓症が著しく増加しており、本邦のみならず世界の死因の約30%を占めるに至っています。
血管の流動性(=非閉塞性)は生命維持に必須で、この流動性の維持のため、血管は多様な抗血栓機能を備えています。
しかし、種々の病的環境では血管内で血栓が形成され、血管を閉塞するようになります。
最近、血栓形成における分子メカニズムの詳細やその制御のための標的分子の詳細が明らかとなってきました。
事実、その成果は新規抗血栓薬に代表されるように、臨床の現場で使われ始めています。
そこで、本シンポジウムでは、最前線でご活躍の先生方にお集まりいただき、血栓形成の分子メカニズムとその制御について、基礎から臨床まで講演していただくことにいたしました。
血栓症にまつわる基礎から最新の知見までの情報に触れる良い機会です。
皆さま、ご参集のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
コーディネーター
国立循環器病研究センター研究所 分子病態部 部長 宮田敏行
大阪大学医学部附属病院 輸血部 部長 冨山佳昭
プログラム
1.病理像からみたアテローム血栓症の発症機序
浅田 祐士郎(宮崎大学医学部 病理学講座 構造機能病態学分野 教授)
2.基礎:静脈血栓症の分子機構
宮田 敏行(国立循環器病研究センター研究所 分子病態部 部長)
3.基礎:血小板血栓形成の分子機構:血小板機能異常症からの解析
冨山 佳昭(大阪大学医学部附属病院 輸血部 部長)
4.臨床:抗リン脂質抗体症候群の病態と治療
奥 健志(北海道大学大学院医学研究科 免疫・代謝内科学分野 助教)
5.臨床:冠動脈血栓の病態と治療
小川 久雄(熊本大学大学院生命科学研究部 循環器内科学 教授 国立循環器病研究センター 副院長)
6.臨床:新規抗凝固療法の効果とその問題点
是恒 之宏(国立病院機構 大阪医療センター 臨床研究センター長)
参加費
無料(ただし、事前申込が必要)
定員
200名(申込順)
申込方法
氏名、所属、連絡先(〒住所、電話番号、E-mailアドレス)を明記の上、E-mailでお申し込みください(FAX、郵便も可)。
後日、事務局より送信する「参加証」(e-mail)を印刷していただき、セミナー開催当日、受付でご提出ください。(入場引換券になります。)
申込先
公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団 セミナーF4係
〒560-0082
大阪府豊中市新千里東町1-4-2
千里ライフサイエンスセンタービル20階
TEL:06-6873-2001 FAX:06-6873-2002
E-mail:tnb@senri-life.or.jp
*詳細はURL:http://www.senri-life.or.jpをご覧ください。