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検体測定室は積極的に

2014年12月22日 (月)

◆薬局での血糖測定等の簡易検査をめぐって、日本医師会と日本薬剤師会は、「検体測定室に関するガイドライン」を遵守し、医師の理解を得て実施することで合意した。もともと厚生労働省が指針を示しており、それを守っている限り薬局の簡易検査に問題はない。ところが、日医が採血検査に反対を表明したことで、現場に混乱が広がった
◆その意味では、指針を守った簡易検査の実施で合意したのは当たり前のことで、医師の理解を得てという合意は入ったものの、当たり前のことを改めて明確にした意味はあった
◆気がかりなのは、日薬として検体測定室の取り組みが「本来の薬剤師の役割かどうか考える必要がある」との発言があったこと。医薬品の供給体制確立が本来の役割とはその通りだが、将来の薬局機能を考えれば、積極的に取り組まなくていいはずがない
◆検体測定室の取り組みは、地域の健康に貢献できる絶好のチャンスだ。地域包括ケア時代に向け、大切に育てるべき取り組みに消極姿勢を示すなら、住民の信頼を得ることは難しい。



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