日本医薬品添加剤協会は2日と6日、東京(連合会館)と大阪(薬業年金会館)で第14回医薬品添加剤セミナーを開催した。セミナーでは、これからの医薬品添加剤審査に向けた取り組み、日本薬局方改正(JP17)、ICHQ3Dなどの関連トピックスや、可溶化における添加剤の貢献、口腔内崩壊錠技術、吸入剤・吸入デバイスの現状と課題、錠剤内残留応力分布に及ぼす添加剤の影響をテーマにした技術的な講演が行われた。
添加剤審査に関して医薬品医療機器総合機構(PMDA)の笛木修氏は、現在、PMDAで検討されている取り組みとして、[1]添加剤データベースのリアルタイムアップデート[2]特殊な添加剤に対する要求事項緩和[3]再生医療等製品の添加剤安全性評価に関する取り扱い――の3項目を提示した。
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