大塚ホールディングス(大塚HD)は、代表取締役副会長の大塚一郎氏が新会長に昇格する人事を発表した。3月27日の定時株主総会で正式に人事が決定される予定。
創業家出身の大塚氏は、1987年に大塚製薬工場に入社後、同社の社長等を経て、現職の大塚HD副会長に就任した。
樋口達夫社長は13日の決算会見で、今回の人事について、「創業家として脈々と培ってきた経営のポリシーや理念は、企業として大事なアセットになる」と説明。さらに、大塚HDの事業会社で社長経験のある大塚氏が会長に就任することで、「バランスのとれたガバナンス体制になる」と語った。