【新製品】多発性骨髄腫治療薬「ポマリスト」発売‐MR100人体制で情報提供 セルジーン

2015年05月29日 (金)

 セルジーンは、多発性骨髄腫治療薬「ポマリスト」(一般名:ポマリドミド)を新発売した。今後、ボルテゾミブや同社が販売中のレナリドミドが不応な多発性骨髄腫患者の3次療法として確立を目指し、MR100人体制で血液内科医3000人に対し、情報提供活動を行う。

 ポマリストは、欧米で承認を取得し、米国では多発性骨髄腫の再発・難治性患者の第3次療法以降では国内シェア第1位を獲得している。高用量デキサメタゾンにポマリストの上乗せ療法を検討した海外第III相試験では、無増悪生存期間について、高用量デキサメタゾンの1.9カ月に対し、3.8カ月とおよそ2倍の期間延長が認められている。

 同社では、販売中のレナリドミドと同じくヒトへの催奇形性が否定できないことから、適正管理手順「RevMate」による薬剤管理と妊娠回避プログラムを実施することを投与の要件に入れて、安全性対策に取り組む。

 用法・用量は、デキサメタゾンとの併用で、成人には通常、ポマリドミドとして1日1回4mgを21日間連日経口投与した後、7日間休薬する。これを1サイクルとして繰り返す。



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