【新製品】HPP初の治療薬「ストレンジック皮下注」 アレクシオンファーマ

2015年09月02日 (水)

 アレクシオンファーマは、低ホスファターゼ症(HPP)治療剤「ストレンジック皮下注12mg/0.3mL、同18mg/0.45mL、同28mg/0.7mL、同40mg/1mL、同80mg/0.8mL」(一般名:アスホターゼアルファ)を新発売した。

 ストレンジックは、HPPの根本的な原因である組織非特異型アルカリホスファターゼ(TNSALP)の欠損を補う酵素補充療法で、HPPの適応では初の治療薬であり、世界に先駆けて日本で発売された。ストレンジックの投与で、欠損したTNSALPを補充することで、上昇したTNSALP基質濃度が低下し、骨の石灰化障害が改善し、HPPによるくる病や呼吸障害の改善が認められた。

 HPPは、骨の石灰化障害を特徴とする重篤で極めてまれな遺伝性代謝疾患。骨の破壊や変形などの骨格異常のほか、重篤な筋力低下、けいれん発作、疼痛、呼吸不全などの全身性合併症を生じ、乳児では早期死亡に至るケースもある。国内患者数は100~200人で、対症療法しかなく根本的な治療薬が待ち望まれていた。



‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術