グラクソ・スミスクライン(GSK)は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬として、気管支拡張剤「アノーロエリプタ30吸入用」(一般名:ウメクリジニウム臭化物/ビランテロールトリフェニル酢酸塩)、「エンクラッセ62.5μgエリプタ7吸入用・同30吸入用」(一般名:ウメクリジニウム臭化物)の2剤を新発売した。
アノーロは、長時間作用性抗コリン剤「ウメクリジニウム」と長時間作用性β2刺激剤「ビランテロール」の配合剤。2014年に発売した「アノーロエリプタ7吸入用」の長期処方解禁を受け、30吸入用を投入した。一方、エンクラッセは、アノーロにも配合されているウメクリジニウム臭化物を単剤として製剤化したもの。