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日本発の新元素名

2016年2月12日 (金)

◆「水兵りーべぼくのふね。ななまがりシップスクラークキャプテン」。久々に中学時代の元素記号を覚えるための語呂合わせが思わず口を突く。理化学研究所が合成した新元素が、国際純正・応用化学連合(IUPAC)に原子番号113番の元素として認められ、命名権を与えられた快挙が、元素暗記術を思い出させた
◆113番元素をめぐっては理研と米国・ロシアの共同チームが命名権を争っていたが、日本チームの信頼性の高い実験結果が命名権獲得の決め手となった。理研の研究チームは、原子核に陽子が30個ある亜鉛を、陽子83個のビスマスにぶつけて核融合させ、04年9月から12年8月までに計3個の113番元素の合成に成功した。一方の米露の研究チームは人工合成した115番目元素の崩壊過程で113番元素を確認したと主張したが不十分とされた
◆元素周期表に日本発の新元素名が掲載されるのは初めてで、わが国の科学技術力の高さが改めて示された。基礎科学の充実が、創薬イノベーションにつながることを期待したい。




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