17日に第193回研究会(シリーズ:診療報酬改定 No.4) 医療・医薬品情報研究会

2016年3月1日 (火)

 2016年度診療報酬改定を皆様はどのように受け止めたでしょうか。財源難と超高齢社会の進展が社会保障に大きな影響を及ぼしていることは容易に想定されるところです。

 今回の診療報酬改定の重点課題は「地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点」です。「治す」医療から「支える」医療へと大きく舵が切られたのです。在宅医療・介護への取り組みは喫緊の課題となっています。「地域包括ケアシステム」は全省庁に波及する問題なのです。今回の診療報酬改定で大きくクロ-ズアップされましたが、これまで以上に算定要件が細分化され厳しくなっていることが散見されます。今回の改定は今後に起こることへの第一歩であることから、問題・課題をどのような視点で捉えるかによって格差が拡大していくのではないでしょうか。

 特に、調剤報酬に関しては昨年来のバッシングが随所に盛り込まれているように思います。特に「対物業務」から「対人業務」への転換は「かかりつけ薬剤師指導料」が新設され、これからの医療環境への関わりが色濃く示されたのではないでしょうか。これらの算定に一喜一憂している現状も見受けられますが、今後への大きな節目であることは論を待ちません。医療費が増えると適正化を図り、適正化は負担増を中心に考える今までの政策が曲がり角にさしかかっているのです。調剤報酬の改定は「薬局ビジョン」がベースになって様々な点数が組み立てられています。また、別枠で医薬品価格の適正化(行政用語で削減を意味する)、大型門前薬局等に対する評価の適正化、湿布薬の枚数制限、経腸栄養用製品の給付適正化など厳しい踏み込みが行われました。しかし、今回改定の全体像を知り・今後へのロードマップも視点に入れながら改定を受け止める必要があります。

 今回の研究会では12月に引き続き、日本薬剤師会相談役の漆畑先生にご登壇いただき、今回の改定の意味するもの、今後の制度の行方などを鋭い視点で語っていただきます。皆様の参加をお待ちしています。

日時

平成28年3月17日(木)15:00~17:00

会場

薬学ゼミナール渋谷教室
東京都渋谷区渋谷2-12-15 日本薬学会長井記念館ビル8F

演題

診療報酬改定を総括する~薬剤師・薬局のこれから~(仮題)

講師

漆畑 稔氏(公益社団法人日本薬剤師会相談役、日本ジェネリック医薬品学会理事)

参加費

会員(無料)、非会員:当日参加(4,000円)、学生:無料

定員

広い会場を用意していますので複数での参加歓迎です。

*出欠連絡:(n_mizuno@ivory.plala.or.jp)まで!
 ・会員の代理参加が出来ますのでご利用ください。
*当日の連絡先:水野(090-1813-7067)

主催

医療・医薬品情報研究会




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