全国医療品工業会(全療工、玉川幸彦会長)は、4日に都内で会員懇談会および講演会を開催した。
会員懇談会であいさつした玉川会長は、「厚生労働省が発表した医療費総額は41兆5000億円で、対前年で3.8%増となっている。日本チェーンドラッグストア協会では、今後ドラッグストアが健康寿命延伸のための中核拠点になるとの考えを示しており、われわれの得意先が、そうした方向で取り組んでいくということは大変喜ばしいことだ。全療工はセルフケアの推進母体として、国民の医療衛生のためにも、より良い製品やサービスを提供していく発信基地として、今後も会員・関係者とが連携して進んでいきたい」と述べた。