「医療・医薬品情報研究会」は平成11年(1999年)にスタート、皆様に支えられて今回200回の研究会を迎えることが出来ました。様々なジャンルから講師をお呼びして毎回充実した研究会が開催されてまいりました。改めて、来年2月に200回記念セミナ―を「セルフメディケーション」をテーマに企画しております。今後ともご支援をよろしくお願い致します。
世界が経験したことのない超高齢社会に突入した日本。社会構造も大きな変革を始めていますが、私たちを取りまく医療環境は「モノからヒトへ」と大きな正念場を迎えています。診療報酬(調剤報酬)改定も今までにない改定内容となっているのではないでしょうか。今回、正念場の保険薬局について講師をお願いした日本経済大学の赤瀬朋秀教授は「今後、保険薬局はどうあるべきか、そのため今どのような努力をしなければならないか、それに必要な知識やスキルは何か」と問いかけています。医薬分業に対する逆風はどこから吹いたのでしょうか。
今回の改定においてもかかりつけ薬剤師・健康サポート薬局に視点が釘付けになっている感じがしますが「患者視点」が抜けていることが全ての原点ではないでしょうか。目先の動向に目を奪われていると“まさか”という坂を転げ落ちていくことになるのです。広い視野で物事を見ていかないと大変革時代を生き抜くことは出来ません。
今回、赤瀬教授が薬局を取り巻く環境変化、診療報酬・調剤報酬改定から見える薬局・薬剤師の将来など、変化に対応するために必要な戦略ツールをマネジメントの手法や経営学の視点も交えながら熱く語っていただきます。次なる方向性と新たな薬局像を探り地域に根ざした薬局・薬剤師への応援メッセージが盛りだくさんです。皆様のご参加をお待ちしています。乞うご期待!!
日時
平成28年11月17日(木)15:00~17:00
会場
日本経済大学大学院渋谷キャンパス
東京都渋谷区桜丘町25-17(地図参照)
演題
あと10年 正念場の保険薬局 ~どうなる 2025年の薬局・薬剤師~
講師
赤瀬 朋秀 氏
日本経済大学経営学部長/大学院教授 薬剤師
参加費
会員(無料)、非会員:当日参加(3,000円)、学生:無料
*出欠連絡:(n_mizuno@ivory.plala.or.jp)まで!
・会員の代理参加が出来ますのでご利用ください。
*当日の連絡先:水野(090-1813-7067)
次回のご案内
次回開催は12月15日(木)15:00~17:00
「改定後の調剤環境変化を読む(仮題)」日本薬剤師会相談役 漆畑 稔 氏
主催
医療・医薬品情報研究会