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薬価制度の制度疲労

2016年11月11日 (金)

◆抗癌剤「オプジーボ」の薬価がどの程度まで下げられるのか。政府が「日本発の画期的新薬創出を」と旗を振る中、ノーベル賞候補にもなった研究から生み出された日本発の“ピカ新”の評価をどうやって下げるかという議論は何ともやりきれない
◆小野薬品の相良暁社長は会見で、「一つの化合物が多くの効能を取得する想定外の薬が出て、従来の薬価制度が合わなくなった」と指摘している。まさにこの問題は、これに尽きる。抗癌剤の効能追加は一般的にある事例。そう考えると行政の対応が後手に回ったという指摘もあっていいはずだが、そうした声はあまりない
◆むしろ、「海外より薬価が高い」「医療保険財政を揺るがす」などと議論が白熱し、中医協の場でも、国民皆保険を維持するためという大義名分のもと、我田引水と言わざるを得ない意見が平然と出ている
◆結局は制度疲労が大きく、企業はルールに従ったまでの話。だからこそ抜本改革に向けた議論が重要になる。財源論ばかりでなくイノベーションもカバーできるか、正念場である。




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