9日に大阪府門真市の本社で開いた決算説明会で吉田逸郎社長は、今期の業績を踏まえ通期業績を下方修正すると共に、今年5月に打ち出した中期経営計画(15年4月~18年3月末)の設備投資額793億円を625億円に修正することを発表した。
通期計画の見直しについては「(ここまでの下方修正は)今までになかったこと。非常に予想外。4月からの診療報酬改定と薬価改定の影響で思ったように数字が伸びていない。今期の下半期も同様の傾向のため修正を行った」と説明。売上高は期初計画の935億円から5.5%減となる884億円に修正した。修正後の通期業績は売上高884億円(前年同期比7.7%増)、営業利益72億円(31.4%減)、経常利益51億円(53.2%減)、当期純利益36億円(53.2%減)を見込んでいる。
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