CSLベーリングは、血友病Bに対する半減期延長型の遺伝子組み換え血液凝固第IX因子アルブミン融合蛋白質製剤「イデルビオン静注用250・同500・同1000・同2000」(一般名:アルブトレペノナコグアルファ)を新発売した。同剤は、投与間隔14日間で平均トラフ値12%を維持することが確認されている。
従来の製剤では、週2~4回、投与間隔が長いもので10日に1回の注射が必要とされており、患者や家族の負担となっていた。
イデルビオンは、生物学的半減期が長いことで知られるアルブミンを、遺伝子レベルで血液凝固第IX因子と結合させる世界初の独自技術により、長時間の高い血液凝固第IX因子活性を持続させる。