日本医療研究開発機構(AMED)は、来年2月3日、東京大手町のよみうり大手町ホールで、レギュラトリーサイエンス公開シンポジウム「『Big Data』のレギュラトリーサイエンス―新薬開発、市販後安全対策への活用」を開催する。プログラムは次の通り。
第1部:ビッグデータ
医療情報データベース(MID-NET)を活用したこれからの医薬品安全対策=宇山佳明(医薬品医療機器総合機構医療情報活用推進室長)、患者レジストリデータの医薬品評価への利活用に向けて=鹿野真弓(同機構審議役)、患者レジストリーデータを活用した臨床開発効率化のための研究デザインの開発=林邦彦(群馬大学大学院保健学研究科教授)
第2部:副作用バイオマーカー
副作用バイオマーカーを用いた医薬品評価の有用性と現状での課題(規制当局の立場から)=石黒昭博(医薬品医療機器総合機構新薬審査第3部審査代理役)、製薬企業における副作用バイオマーカー研究の現在と未来=奈良岡準(アステラス製薬研究本部安全性研究所先端安全性研究室長)、副作用バイオマーカーの臨床研究と適格性評価に向けた取組・課題=齋藤嘉朗(国立医薬品食品衛生研究所医薬安全科学部長)
第3部:パネルディスカッション
新薬開発、市販後安全対策に対してMID-NET、CINのデータ活用に期待されること=佐藤俊哉(京都大学大学院医学研究科教授)、国忠聡(日本製薬工業協会医薬品評価委員会委員長)、青木事成(同協会医薬品評価委員会委員会TF1リーダー)、宇山佳明、鹿野真弓、林邦彦、石黒昭博、奈良岡準
定員は450人。参加費は無料だが事前登録が必要。申し込みについては、来年1月27日までに特設ホームページ[http://www.omc.co.jp/regulatory/]から申し込むこと。問い合わせは、同シンポジウム事務局(オーエムシー内)(TE:03-5362-0117、FAX同0121)まで。