国立がん研究センター東病院は来年1月から、保険薬局薬剤師を対象に、がん薬物療法への高度な専門性を有する薬剤師養成を目的とした研修生受け入れを開始する。同研修はレジメン管理(注射薬、内服薬)、抗がん薬治療に関わる患者指導や緩和ケア、抗がん剤の注射剤調製等の3カ月の実務研修に加えて、各種がんの病態・治療法等の講義研修を履修するもの。
応募条件は、[1]薬剤師としての実務経験を5年以上有する者(5年に相応する者)[2]がん患者に対する薬剤管理指導業務および薬物治療モニタリングの経験を有する者[3]経口抗がん薬または、がん薬物療法に対する支持療法の処方を応需している保険薬局に勤務している者[4]日本医療薬学会認定のがん専門薬剤師や日本臨床腫瘍薬学会認定の外来がん治療認定薬剤師を既に取得している者または取得の意思がある者――の全ての要件に該当する薬剤師。
募集は若干名、研修期間は来年1月5日から3月17日の予定。
問い合わせ先は、同病院薬剤部(担当:山口)[TEL04-7133-1111(PHS92000)]