2016年度の医療系産学連携ネットワーク協議会(medU-net)、日本製薬工業協会、日本医療研究開発機構(AMED)の合同フォーラム「新しい創薬に向けた産学パートナーシップ」が2月21日13時から、東京御茶の水の東京医科歯科大学鈴木章夫記念講堂で開かれる。合同フォーラムでは、産学連携の成功事例やマッチング実績、医薬品開発におけるアカデミアの寄与事例などが報告され、産学連携をめぐる情報共有やパネル討論、日本のアカデミア発創薬につながる仕組みを検討する。参加費は無料だが、ホームページ上からの申し込みが必要。プログラムは以下の通り。
◇基調講演「新規がん免疫治療薬 抗PD-1抗体ニボルマブの研究開発」―柴山史朗(小野薬品研究本部・免疫研究センター長)、「アカデミア創薬―その課題と解決事例」―寺下善一(大阪大学薬学研究科客員教授)
◇「日米欧における医薬品開発への大学等の寄与に関する動向」―重茂浩美(日本医療研究開発機構戦略推進部研究企画課課長代理/文部科学省科学技術・学術政策研究所客員研究官)
◇パネルディスカッション
モデレーター:森田育男(東京医科歯科大学研究・国際展開担当理事)
パネラー:西村訓弘(三重大学副学長・トランスレーショナル医科学教授)、川上善之(日本製薬工業協会産学連携部会部会長/エーザイ)、天野斉(日本医療研究開発機構知的財産部長)、柴山史朗(小野薬品研究本部・免疫研究センター長)、寺下善一(大阪大学薬学研究科客員教授)
参加申し込みについては、合同フォーラムのホームページ[https://www.tmd-tlo.jp/forum20170221.html]のフォームから申し込む。問い合わせは、東京医科歯科大学産学連携研究センター内の医療系産学連携ネットワーク協議会(medU-net)事務局[TEL03-5803-5346 E-mail:info@medu-net.jp]まで。