日本医療研究開発機構(AMED)は5月29、30の両日、東京有楽町の東京国際フォーラムで「AMEDシンポジウム2017」を開催する。15年4月に発足して以来、医療分野の研究成果の実用化に向けた取り組みを進めてきたAMEDの2年間の成果と展望が紹介される初のシンポジウム。医療研究開発で世界をリードする研究者の講演や最新の成果報告など、AMEDの取り組みを分かりやすく紹介する。参加費は無料。定員は1200人。プログラムは以下の通り。
5月29日
◇講演「AMEDに期待すること」―畑中好彦(日本製薬工業協会長)、昌子久仁子(テルモ取締役上席執行役員)、小林信秋(認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク会長)、東嶋和子(科学ジャーナリスト)
◇招待講演―山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所長)、近藤達也(医薬品医療機器総合機構理事長)
◇講演「AMEDの現在と未来」―末松誠(AMED理事長)
5月30日
◇AMED成果報告―IRUD(未診断疾患イニシアチブ)、基礎研究と若手育成―間野博行(国立がん研究センター研究所長)、国産技術による次世代バイオ医薬品製造技術基盤の開発―大政健史(大阪大学大学院教授)、大規模ゲノムコホートとデータシェアリング―山本雅之(東北メディカル・メガバンク機構長)、コミュニケーションロボットの効果―大川弥生(産業技術総合研究所招聘研究員)、ヒトiPS細胞技術を活用した薬理試験法の開発と国際標準化―諫田泰成(国立医薬品食品衛生研究所薬理部長)
◇招待講演―大村智(北里大学特別栄誉教授)
申し込みについては先着順。次のフォーム[https://ssl.alpha-prm.jp/ftec-inc.jp/amed_forum/form/contact1.php]から申し込むこと。問い合わせは、AMEDシンポジウム運営事務局(東京都大田区蒲田5の6の12イワシタビル4階・有限会社エフテック内、TEL03-6424-4005、FAX同5711-1123、Eメール:amed2017@ftec-inc.jp)まで。