TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

医師指示下の分割調剤「しっかり対応を」‐厚労省・中山薬剤管理官、敷地内の報酬適正化「あり得る」

2017年05月24日 (水)
中山薬剤管理官

 厚生労働省保険局医療課の中山智紀薬剤管理官は20日、札幌市内で開かれた第64回北海道薬学大会で講演し、2016年度改定で導入された、医師の指示に基づく分割調剤について言及。「まだ、十分に普及しているとはいえない」としつつも、「今後、こうした取り組みへのニーズが増してくることは大いにある」とし、「しっかり対応してもらいたい」と要請した。また、一部の調剤チェーンが医療機関の敷地内に薬局を開設しようとする動きについて、「院内調剤とあまり変わらないという意見がある」とし、「そうした視点で調剤報酬を見直すことは、18年度改定で大いにあり得るのではないか」と語った。

 16年度改定では、長期保存が困難な場合や、後発品を初めて使用する場合以外であっても、患者の服薬管理が困難などの理由により、医師が処方時に指示した場合には、薬局で分割調剤を実施できるようになった。その際、処方医は、処方箋の備考欄に分割日数と分割回数を記載することや、2回目以降の調剤時は患者の服薬状況等を確認し、処方医に対して情報提供を行うなどの規定も盛り込まれた。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術