九州を地盤にドラッグストアを展開するコスモス薬品は23日の取締役会で、柴田太取締役経営企画部長が8月25日付で新社長に就任するトップ人事を内定した。同日開催の定時株主総会および取締役会で正式に決定する。なお、宇野正昌現社長は代表権のある会長に就任する。
今回の代表取締役異動に関し、同社では「今後の持続的成長に向け経営体制の強化を図り、さらなる成長戦略の推進と企業価値の向上を目指すため」としている。新社長に内定した柴田氏は、1996年3月に長崎大学大学院工学研究科修了、98年に同社入社、人事総務部広報課長、経営企画部長などを経て、12年8月より現職。
コスモス薬品は、4月末時点で814店舗を展開する。内訳は九州地区501店舗、四国地区95店舗、中国地区128店舗、関西地区82店舗、中部地区8店舗。