大木製薬では、血液を採取して簡単に検査ができる郵送検査システム「DEMECAL e-セルフチェッカー」(管理医療機器、製造販売元は富士フイルム)を12日から全国のドラッグストアや薬局・薬店で新発売したが、これに先がけて今回の提案会でも紹介を行い、注目を集めた。
同品は、自宅で自分で簡単に採血でき、指先からわずか2~3滴(0.05cc)の血液で検査できる。検査キット(1回用)は税別希望小売価格3000円で、別途検査費用がかかる。検査コースは、生活習慣病12項目(検査費用1500円)、HIV(3000円)、Hピロリ菌(3100円)、胃がんリスクABC分類(5500円)など8種類。
店頭で検査キットを購入し、「検査購入サイト」にアクセス。希望の検査コースを注文し、代金はネット決済となる(クレジットカード限定)
同社では「検査セットと検査料金の決済が別決済なので、一つのセットで8種類の検査項目から自由に1検査を選ぶことができるのが特徴。働き盛りの30~50代、自営業の人や定年退職された人、育児や家事等で忙しい専業主婦など、健康診断を定期的に受診できていない人たちがターゲットで、セルフチェック環境の拡充の必要性を今後アピールしていきたい」としている。