TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

転倒リスク、AIが評価‐“ヒヤリ・ハット”データ活用で東大・澤田教授が構想

2017年07月31日 (月)
澤田教授

 介護施設入居者の転倒や誤薬のリスクを人工知能(AI)が評価し、リスクに応じて必要な予防策を講じる――。22、23日に熊本市内で開かれた日本医薬品安全性学会・学術大会で講演した澤田康文氏(東京大学大学院薬学系研究科客員教授)は、そんな近未来システムの構想を紹介した。既に、介護サービス事業者の介護職員や看護師が現場で経験した膨大なヒヤリ・ハット報告を収集する仕組みを構築。そのビッグデータを解析し、転倒しやすい薬や患者の要因を明らかにした。その延長線上にこのシステムの実現が位置づけられるという。

 澤田氏らは全国に105介護施設を有する事業者と連携。介護職員約3000人、看護師約500人が現場で経験したヒヤリ・ハット報告を収集する仕組みを作った。報告された事例と服薬データを1例ずつ手作業で紐づけし、データベースを構築。このうち58施設約4500人の入居者の報告事例を解析し、転倒した入居者と、転倒していない入居者のどこに違いがあるのかを比較した。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術