2020年は製薬業界にとって激動の年になりそうだ。昨年は成長の源となる新薬をめぐって世界規模で巨額買収劇が繰り広げられてきたが、今年もその流れは止まりそうもない。国内では4月に行われる薬価制度改革の対応や、秋に予定
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令和2年の幕が開いた。今年の干支は庚子(かのえね)。「庚」は植物の成長が止まり新たな形に変化することを表し、「子」は発展を表すとされている。庚子の今年は薬業界にとって、どのような1年になるのだろうか。何を重視し、ど
代替新規外、100品目下回る 厚生労働省はきょう13日、後発品178品目を薬価基準に収載する。内訳は代替新規が126品目、代替新規以外が52品目で、代替新規以外の品目数が100を下回ったのは過去10年間で
『知的財産権』が1時間で読める&わかる 本書は、ものづくり中小企業での医療機器開発支援、医療と医学研究の促進、知財訴訟などの法律実務、User Innovation、日米の特許流通の現状、
スギ薬局と九大が共同開発 スギ薬局は、これまで肌からの吸収が困難だった様々な成分を角層の深部まで届けられる新たな経皮呼吸促進技術を九州大学と共同開発し、1日からスキンケアブランド「プリエクラ」として全国の店舗
ディオバン特許切れをカバー スイスのノバルティスは、米メディシンズ・カンパニーを97億ドル(約1兆0582億円)で買収すると発表した。来年3月までに買収手続きを完了する。メディシンズの家族性高コレステロール血
ロート製薬は13日、医療用眼科点眼薬の後発品メーカー「日本点眼薬研究所」(本社名古屋市、社長上竹あゆみ氏)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。買収金額は非公表。株式譲渡実行は来年3月1日を予定し、ロー
国内製薬大手4社の2020年3月期中間決算が出揃った。武田薬品は、アイルランドのシャイアー連結子会社化により大幅増収を達成し、海外売上比率が80%を突破した。主力品の特許切れに直面するアステラス製薬、第一三共も国内
医薬品の原薬に発癌性物質であるN-ニトロソジメチルアミン(NDMA)が混入していた問題は世界的に波及し、日本もその渦中にある。グラクソ・スミスクライン(GSK)と後発品メーカー10社が抗潰瘍薬「ラニチジン」の自主回
キッセイ薬品の降籏喜男社長は、本紙のインタビューに応じ、「自社創製品を海外に導出し、ロイヤリティ収入を拡大することで、海外利益を国内と同等にさせる」と述べ、海外利益率50%以上を目指していく考えを明らか
【テルモ】細胞製剤の充填・仕上げシステム「FINIA」を発売 全自動化技術により新たな治療の普及に貢献
【ノボ ノルディスク ファーマ】世界初のGLP-1アナログ錠剤Rybelsus(R) (経口セマグルチド)、米国で承認
【日本イーライリリー】前治療歴のあるRET遺伝子異常陽性の甲状腺癌を対象としたSelpercatinib (LOXO-292) の肯定的なデータを発表
国内バイオベンチャーのそーせいグループは、G蛋白質共役受容体(GPCR)を標的とした創薬基盤技術で潜在的な市場を取り込む。開発が手つかずになっているGPCR標的の自社化合物を臨床試験前に他社導出し、製薬大手
エーザイは、持続型抗菌成分「イータック」を配合した「イータック抗菌化ウエットシート」を、全国の薬局・薬店、ドラッグストアで発売を開始した。ノンアルコールで身の回りのものを除菌・抗菌する。 「イー
IQVIAジャパングループのソート・リーダーシップディレクターを務めるアラン・トーマス氏は4日に都内で講演し、今後の国内医薬品市場を展望した。3年連続薬価改定による影響などで「2023年度まで一貫して市場が
市場開放が進む中国市場で、国内製薬企業が売上を拡大している。2020年3月期第1四半期決算では、欧米と同時期に承認を取得した新薬と日米欧で特許切れした主力品が伸長し、高成長で滑り出している。国内で厳しい市場環境に直
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