厚生労働省は12日、薬事工業生産動態統計の令和7年9月分月報を発表した。同月の医療機器生産金額は2323億9832万円（8月の123.9％）、輸入金額は3059億3383万円（同114.2％）で、生産金額は前月から復調した。
生産金額が多いのは類別名称で（1）医療用鏡：248億4433万円（2）血液検査用器具：228億6333万円、、（3）内蔵機能代用器：201億981万円、（4）医療用エックス線装置及び医療用エックス線装置用エックス線管：194億3928万円、（5）医療用嘴管及び体液誘導管：174億9467万円など。
輸入金額が多いのは（1）整形用品：524億1212万円、（2）医療用嘴管及び体液誘導管：481億8817万円、（3）理学診療用器具：345億4242万円、（4）内蔵機能代用器：321億4574万円、（5）視力補正用レンズ：320億8523万円など。
生産と輸入を合わせた金額は、（1）整形用品：662億991万円（2）医療用嘴管及び体液誘導管：656億8284万円、（3）内蔵機能代用器：522億5554万円、（4）理学診療用器具：464億5495万円、（5）視力補正用レンズ：412億10万円などが多い。多少の変動はあるが、だいたいいつもの“顔ぶれ”が上位を占めている。
今年の月別の金額は表のとおり。ちなみに、公式発表されている最新の年間生産金額と輸入金額は令和5年のもので、それぞれ2兆6747億8900万円、3兆3217億2700万円である。
| 月 | 生産金額 | 輸入金額 |
|---|---|---|
| 1月 | 2,066億7,785万円 | 2,712億2,151万円 |
| 2月 | 2,182億4,250万円 | 2,682億2,570万円 |
| 3月 | 2,414億4,329万円 | 3,271億2,699万円 |
| 4月 | 2,068億6,239万円 | 2,923億6,806万円 |
| 5月 | 2,041億1,678万円 | 2,745億2,418万円 |
| 6月 | 2,286億4,728万円 | 3,131億9,893万円 |
| 7月 | 2,328億1,657万円 | 2,909億3,632万円 |
| 8月 | 1,875億4,941万円 | 2,679億5,230万円 |
| 9月 | 2,323億9,832万円 | 3,059億3,383万円 |
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