OTC薬協が新ポリシー
磯部理事長（右）と山本委員長
日本OTC医薬品協会は23日に都内で記者会見し、新たに制定したポリシーを公表した。磯部総一郎理事長は、「これまではOTC医薬品産業の活性化が大事だったが、われわれのポリシーとしてはセルフケア、セルフメディケーションの普及啓発へと大きく舵を切った」と説明した。また、OTC薬協は「2040年問題」にも言及し、状態の安定している慢性疾患患者にOTC薬を活用できるとし、まずはいくつのかの高血圧薬などについてOTC薬を活用する選択肢を作ることを提言した。
OTC薬協が公表したポリシーでは、2025年以降に65歳以下の生産年齢人口が急激に減少する社会を迎えようとしていることや、この社会変化において医療提供体制と国民皆保険制度を持続可能なものにするために、限りある医療資源を効率的・効果的に活用する必要があることなどを社会課題として提示。
＊ 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。
