国立大学病院長会議は、大学病院の災害レジリエンス機能をテーマとする記者会見を2日に開いた。各地で相次ぐ自然災害が診療現場に与える影響や、被災時に役立つ病院間連携の取り組みなどを、各大学病院の実体験を踏まえて発表した。今後想定される南海トラフなどの巨大地震や激甚化する豪雨災害を見据えたBCP強化の必要性、施設老朽化がもたらす診療機能喪失リスク、各大学病院が継続的にBCP対策を講じていく上で壁となる予算上の問題についても提起した。医薬品備蓄体制の課題に言及する大学病院も見られた。
8月13日の千葉豪雨で被災した千葉大学病院は、一時、手術の全面中止に追い込まれた。診療棟地下の排水処理設備が冠水被害に遭い、手術や検査に使用する医療器材の洗浄・滅菌を行えなくなった。
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