日本薬史学会2026年会(年会長・佐々木健郎東北医科薬科大学薬学部教授)が9月26日、仙台市の東北医科薬科大学小松島キャンパスで開かれた。薬学出身者のみならず、薬に関わる様々な業種と学生を含む各年代の参加者が交流する場となった。
一般講演では、口頭発表として川西徹氏(元国立医薬品食品衛生研究所長)による「第一大学区医学校の製薬学校設立伺い再考」、桐原正之氏(静岡理工科大学理工学部教授)による「奇跡の化合物キニーネとキニジン:医薬品から触媒への転生」のほか、柳澤波香氏(津田塾大学学芸学部)の「19世紀末英国におけるボーンワックス(Bone Wax)の創製」など14演題が発表された。
ポスター発表として、稲垣裕美氏(内藤記念くすり博物館)らによる「鎌倉・室町時代のくすり」、安士昌一郎氏(立教大学経済学部)による「日本薬業史における技術指導者の事例―武田二郎と塩野長次郎」など5演題、計19演題が発表された。
特別講演として、田村博義氏(元塩釜蛮紅華湯会長)による「伝承の和漢薬 塩釜蛮紅華湯」、市民公開講演として、船山信次氏(日本薬史学会会長)による「毒と薬と私たちの歩み―薬毒同源」があった。























