
左からあさぎり町の北口町長、ツムラの加藤社長、熊本県の木村知事
ツムラは、漢方製剤の原料生薬の国内産地の重要拠点の一つ熊本県と「薬用作物生産を通じた地域活性化に関する包括連携協定」を締結した。球磨郡あさぎり町は、抑肝散などに含まれるミシマサイコの国内最大規模の生産地。これまでの約20年にわたる県内での生薬生産振興に取り組んできた。近年は、同社の医療用漢方製剤で最も売上が多い大建中湯に含まれるサンショウの生産などにも取り組んでいるという。両者は、地域農業の発展と日本の漢方医療を支える持続可能な生薬生産基盤の確立に取り組む。また、あさぎり町などとも同社は、ミシマサイコ、サンショウ、ボクソクを対象に連携協定を結んだ。
ツムラの原料生薬の約9割は中国から調達しているが、日本国内からの安定調達も進めている。地域農業の活性化、今後の生薬栽培の担い手の育成、環境保全の目的も兼ねて国内生薬栽培を推進。熊本県のほか北海道、岩手県、群馬県、和歌山県、高知県でそれぞれの地域の気候や地域特性に合った生薬を栽培している。
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