欧州製薬団体連合会(EFPIA)のシュテファン・エルリヒ会長(独バイエル医療用医薬品部門代表)は14日、来日に当たって都内で記者会見し、創薬力強化や特許医薬品の市場成長に向けた日本政府の方針を実行することを強く求めた。医薬品に対する米国の最恵国待遇(MFN)価格政策で「各国の薬価決定の影響は国境を越え、世界の薬価や投資に影響するようになった」とした上で、日本を含む先進国は「(新薬に対する)イノベーションの評価のあり方を再検討する必要がある」と指摘した。
エルリヒ氏はEFPIAデーに合わせ来日し、日本の政策担当者などと意見交換などをしたという。会見でエルリヒ氏は、米国MFN政策で世界市場は構造的変化が起き「各国の医療制度は相互依存的なグローバル・エコシステムになった」との認識を示した。各国は「薬剤費抑制だけを目的とする政策から、研究開発投資、患者への迅速なアクセス、財政の持続可能性を支えるシステムへの転換が求められている」とした。
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